360度カメラ最高クラスの5.7K解像度『Insta360 ONE X』が10月17日発売!

バレットタイムがとれることや、2018年3月のアップデートで強力な手ぶれ補正機能が追加されたことでさらに人気を集めている360度カメラ『Insta360 ONE』。その後継機種となる『Insta360 ONE X』が発表されました。

動画の解像度が最大5.7Kに、スローモーション撮影にも対応

動画の解像度は「5760×2880@30fps」「3840×1920@50fps」「3840×1920@30fps」「3008×1504@100fps」から選択することができます。

GoPro Fusionの5.2Kを超える、最大5.7Kもの高解像度も魅力ですが、4K相当でも50fpsに撮影でき、また100fpsのスローモーション撮影にも対応している点も魅力的です。

そのほか、『Insta360 ONE』の特徴であったバレットタイムの撮影は、『Insta360 ONE X』では3Kにレベルアップされています。

強力な手ぶれ補正

『Insta360 ONE X』は、360度カメラとしてだけでなく、アクションカメラとしても売り出しています。特徴的なのが、先日発表され、自ら「ジンバルキラー」と称した『GoPro HERO7 Black』のスタビライゼーションを超える強力な手ぶれ補正です。

『Insta360 ONE X』の発表前にアップされた、ディザー動画を見ると、その性能に驚かされます。

写真はHDR撮影に対応、動画もアップデートで対応予定

写真の解像度は、『Insta360 ONE』の「6912× 3456」から少し落ちた、「6080 × 3040 (18MP)」となりました。

ただ、レンズの大きさにあわせて1/2.3インチのソニー製センサーを採用し、暗い環境での撮影はより綺麗になっているとのことです。

左:HDRなし、右:HDRあり

また、写真撮影はHDR撮影に対応し、動画についてもアップデートでHDR撮影に対応予定とのこと。

有線接続に加えてWifi接続もサポート

『Insta360 ONE』では直接スマートフォンに接続する形でしたが、『Insta360 ONE X』ではWifiでの接続もサポートしました。THETAのように、遠隔でプレビューを見ながら撮影・操作することができるようになりました。

編集アプリもパワーアップ、新機能『ハイパーラプス』

編集アプリもアップデートされ、移動しながら撮影した動画を、編集で16倍から1/4倍まで好きなところに好きな再生速度に調整できるようになりました。また、モーションブラーのエフェクトが追加されています。

バレットタイム以上の衝撃、投げるカメラ「ドリフトダーツ」

『Insta360 ONE』の自撮り棒やバレットタイムパーツなどのアクセサリーをそのまま使えるほか、『Insta360 ONE X』専用の防水パーツなど、アクセサリーも充実しています。

中でも注目なのは、まるで本格的な撮影機材を使ったような絵が撮影できる「ドリフトダーツ」と呼ばれるアクセサリー。

「『Insta360 ONE X』をドリフトダーツにセットし、投げる。」という衝撃の撮影方法で、まるでクレーンやドローンで撮影したかのような、臨場感あふれる動画撮影をすることができます。ドリフトダーツは本体より少しお江れて登場するようで、近日発売予定とのこと。

価格は52,300円、10月17日より発売

5.7Kの動画撮影やHDRへの対応といったハードウェアのハイスペックさが目に止まりますが、バレットタイムや手ぶれ機能など『Insta360 ONE』の魅力はそのままにより強力にアップデートし、『Insta360 ONE』の弱点であったWifi接続できないこと、レンズの小ささなどを克服し、リリースされる『Insta360 ONE X』。

他にも、28mmに細くなったレンズ距離により視野範囲を広げ、スティッキングを向上させているといった小さな改善も重ねています。

これだけの魅力を盛り込みながら、発売価格も52,300円(税込)と、『Insta360 ONE』の価格との差額を1万円ほどに抑えています。

発売は2018年10月17日から、amazon、yahooショッピング、または公式ストアにてすでに予約受付中です。

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