今年もっとも優れたゲームを決める祭典『The Game Awards 2018』にノミネートされたVRゲーム5選

2018年12月6日から開催される、『The Game Awards 2018』のノミネート作品が発表されました。ベストVR/ARゲーム部門では、こちしリリースされ話題となった、5つのVRゲームがノミネートされました。

ASTRO BOT:Rescue Mission(アストロボット:レスキューミッション)

出典:www.jp.playstation.com

2018年10月2日に発売されたPSVR専用タイトル『ASTRO BOT:RESCUE MISSION』。PSVRを知り尽くしているSCEジャパンスタジオによって開発されただけあって、周りを見渡したり覗き込んだり、高低差をいかしたりするなど、VRならではの楽しさをこれでもかと詰め込んだゲームで、国内だけでなく、海外のレビューサイトからも高い評価を得ています。

ほかのVRゲームと比べてもグラフィックの美しさや、VR酔いの少なさがあり、完成度においてもずば抜けているゲームです。

また、世界に散らばってしまったロボットを助けながらステージをクリアしていくゲームなのですが、コミカルな動きやかわいい仕草をする小さなロボットたちがとても可愛らしく、「全部助けてあげたい」という気持ちが沸き起こり、ストーリーを進める原動力にもなります。

PS4のコントローラーで遊べるゲームなので、 PSVRとPS4さえあれば遊べる点も、評価の高いポイントでしょう。

Beat Saber(ビートセイバー )

Beat Saber(ビートセイバー )は、Steam、Oculusのストアで発売されるや否や、VR以外のゲームを押しのけて総合トップにおどり出るなど、それまでのVRゲームの記録を塗り替え続けているPCVRゲーム最大のヒット作です。

前方からくるオブジェクトを、両手のビームサーベルでタイミングよく切り刻んでいくという、いわゆるリズムゲー、音ゲーと言われるジャンルのゲームですが、 シンプルなゲームながら奥深く、やりこみがいのある中毒性により、人気に火がついています。ゲームを盛り上げる音楽の完成度や、マッピングの評価も高く、また全身を使って遊ぶゲーム性から、ヘルスケア面からも注目されているゲームです。

2018年11月にはPSVR版もリリースされ、ますます盛り上がりを見せようとしています。

Beat Saber(ビートセイバー)PSVR版が11月20日に発売!日本も含め全世界同日発売予定

PC版では、Oculus RiftまたはHTC Viveのコントローラーが2本必要であったように、PSVR版でもPS Moveコントローラー2本が必須になります。

Firewall Zero Hour(ファイアウォール・ゼロ・アワー)

出典:www.jp.playstation.com

Firewall Zero Hour(ファイアウォール・ゼロ・アワー)は、PSVR向けにリリースされた、4人vs4人で遊ぶオンラインFPSです。オフェンス(攻撃)側とディフェンス(防御)側にわかれ、オフェンス側は相手の守っているファイアウォールをクリアし、PCをハッキングできれば勝利、ディフェンス側は、制限時間を守りきれば勝利という、サバゲーのようなルールで楽しむゲームです。

チーム内ボイスチャットにより、コミュニケーションを取り合うことで、相手チームの裏をかいたり、挟撃したりと、実際の軍隊やサバゲーのように、作戦を張り巡らせながら楽しめることもゲームの魅力です。

操作はPS4のコントローラーでも可能ですが、FPSのゲーム特性上、エイムコントローラーは必須でしょう。まだまだ根強い人気のあるゲームですので、今から初めても十分楽しめると思います。

Moss(モス)

出典:www.jp.playstation.com

Moss(モス)は、あることから古代の魔法の封印を解いてしまったネズミが主人公のファンタジー世界を旅するゲームです。プレイヤーはアストロボットのように第3者視点でネズミを助ける存在で、謎解きをしながらステージを進めていきます。

魔法と神話の世界観、謎解きの楽しさや、キャラクターの可愛らしさが魅力的なゲームです。

PS4のコントローラーのみで楽しめるゲームです。

日本ではダウンロード版の販売のみ

TETRIS  EFFECT(テトリス エフェクト)

出典:www.jp.playstation.com

TETRIS EFFECT(テトリス エフェクト)は、Rezシリーズをプロデュースした水口哲也氏によるPSVRのゲームです。2018年11月に発売されたばかりですが、TETRISという世界中で愛される普遍的なゲームに、VRならではの演出を加えたまったく新機軸のゲームとなっています。Rezシリーズと同じく、「グラフィックによる演出」と「音楽による心地よさ」が魅力の源泉で、すでに国内外のレビューサイトでも高い評価を得ているゲームです。

VRは、体験して見なければその魅力が伝わらないのが難点なのですが、良くも悪くもTETRISのイメージや、VRならではの演出が満載のこのゲームは、特に体験してもらわないと魅力が伝わりにくいゲームでもあります。

VRによる酔いも少なく、操作もPS4のコントローラーのみで完結します。

ノミネートされたゲームは PSVRで楽しめる

受賞発表は、2018年12月6日です。どのゲームも魅力的で、どれが受賞してもおかしくありません。発売前のものも含めて、今回ノミネートされた全てのゲームは PSVRで遊ぶことができます。

気になるゲームがあれば、PSVRを購入すれば全て楽しめるため、今から VRを始める方にはおすすめです。

 

 

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