2019年3月19日(現地時間)、米国のPCメーカー『HP』が、WindowsMR / Steam VRに対応したヘッドマウントディスプレイ(HMD)『HP Reverb』を発表しました。片目2K解像度で、約500gと軽量であることが特徴のVRHMDです。
片目2K(2,160×2,160)解像度に対応&90fps、視野角は114度
『HP Reverb』は、Windows MRとSteam VRに対応したVRHMDで、Windows MRとして利用する場合、外部デバイスが不要なインサイドアウト・トラッキングに対応しています。
HPが取り組むwindowsMR対応のHMDは今回2代目で、前モデルから大きく進化したのが解像度です。HP Reverbは片目で2K(2,160×2,160px)解像度に対応しており、PCVRでトップクラスの解像度の『HTC VIVE PRO』の(1,440×1,600px)を超える解像度となっています。フレームレートは90fps、視野角は114度と、こちらについては前モデルと同様となっています。
また、デザインも大幅に変更しており、ヘッドホンを一体型にしたうえ、さらに重量を1.1ポンド(約500g)と軽量に抑えており、HMDの快適性を高めています。
Mixed Reality モーションコントローラーを使用
HP Reverbのコントローラーは、Mixed Realityモーションコントローラーを使用します。Mixed Realityモーションコントローラーは、インサイドアウト・トラッキングに対応しており、外部のトラッキングデバイスを使用することなく6DoF(XYZ軸の回転・位置の検出)トラッキングすることができます。
価格は599ドル、2019年4月下旬に発売予定
HP Reverbは個人向けモデルが599ドル、法人向けモデルが649ドルで、2019年4月下旬の発売を予定しています。