2019年1月17日に、フライトシューティングゲーム『ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN(エースコンバット7 スカイズ・アンノウン)』が発売されます。『ACE COMBAT(エースコンバット)』シリーズは、1995年の発売から続く人気のフライトシューティングゲームです。
今作では緊張感あふれるオンラインマルチプレイや、多彩なVRモードを備えています。そんな『エースコンバット7』の魅力をご紹介します。
ACE COMBAT(エースコンバット)の魅力
実在する機体はコックピットの中まで再現
エースコンバットシリーズでは、機体のリアリティを追求しており、実在する機体、実在しそうな機体をはじめ、近未来に登場しうる機体・兵器なども登場してきます。どの機体・兵器もディティールを深く掘り下げており、実在する機体はコックピットの中まで、完全に再現しています。
自然、雲の立体感など美しいグラフィック
シリーズを通して、グラフィックのクオリティが高いエースコンバット。特に立体感のある雲の表現は、シリーズを通してファンからの支持も高い部分でもあります。
今作では、「空の革新」をテーマに、ゲームエンジンにUnreal Engine4を取り入れており、現行世代機の能力を余すことなく引き出しています。機体のリアリティはもちろん、空を立体的に埋め尽くす雲の広がりや、実写と見紛うほど細密に表現された大自然、歴史的・地理的背景から設計された都市部や人々の営みを感じる農村部の地形など、とことんディティールにこだわっています。
また、Simul Softwareの『trueSKY』により複雑な天候をリアルタイムで描写しており、雲の中に突入した時にキャノピーに水滴がつく、悪天候の状況下で飛行を続けると、アイシング現象と呼ばれる着氷が起き視界が悪くなるほか機体の性能が落ちる、落雷を受けると画面の表示(FCS)が乱れたり、機体制御に影響が出るなど、実際のフライトに起こりうるような現象をシステムに取り込んでいます。
エースコンバット7では、これらの表現、システムの導入により、20年以上のシリーズの歴史において、最も魅力的な空中戦と速度感を実現したとしています。
初心者から上級者まで、やりこみ要素のある操作性
エースコンバットシリーズは、挙動の再現を重視したフライトシミュレータではなく、フライトシューティングを謳う事によって、戦闘機の機体や搭載兵器の性能、ミサイル搭載数などから現実的な制限を取り払い、操作もゲームパッドのみで完結するなどプレイしやすくしたことで幅広いユーザーから支持を集めています。
またエースコンバット7では、『ポストストールマニューバ』と呼ばれる操作要素を追加しています。一部の戦闘機では、失速した状態で機体を操縦する「失速後機動」の操作と挙動を再現しています。これにより、コブラやフック、クルビット等、高度な機動を使いこなして敵機の後ろに回り込むなど、上級者ならではの操作も実現できるようになっています。
メインシナリオは日本アカデミー賞受賞監督が脚本
『ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN(エースコンバット7 スカイズ・アンノウン)』の脚本は、映画『この世界の片隅に』で日本アカデミー賞監督賞を受賞した片渕須直監督が手がけています。
片渕須直監督は、『ACE COMBAT 04 shattered skies』、『ACE COMBAT 5 THE UNSUNG WAR』と過去のシリーズの脚本も手がけています。エースコンバットの舞台は、現実とは違った架空の世界が舞台でですが、その緻密な世界観のディティールや人物の掘り下げにより、現実にあるようなリアリティを生み出しており、世界のファンからも高い支持を得ています。
戦略高く白熱のオンラインマルチプレイモード
白熱の個人戦『バトルロイヤル』
バトルロイヤルでは、自分以外のプレイヤーがすべて敵となり、撃墜やダメージを与えることでスコアを競い合うモードとなっています。最大出撃人数は8人までとなっており、プレイヤーの誰かが勝利スコアに達するか、制限時間がきた場合は最もスコアを稼いだプレイヤーが勝利する様になっています。
戦略が重要なチーム戦『チームデスマッチ』
チームデスマッチでは、2チームに分かれて敵チームのプレイヤーを撃墜、ダメージを与えてスコアを獲得し、チームの合計スコアを競うモードとなっています。対戦可能人数は最大4 vs 4となっており、バトルロイヤル同様に、チームの合計スコアが勝利スコアに達するか、制限時間になると、獲得したスコアによってチームの勝敗が決定します。
戦略性が深まる、マルチプレイならではの要素
マルチプレイにはキャンペーンモード同様に『機体のカスタマイズ』ができる様になっていほか、敵機を撃墜すると『★』マークがつく専用要素が用意されています。
機体のカスタマイズは、ゲームをプレイすることでたまる戦果ポイント『Military Result Point(MRP)』を貯めることで、新たな機体や武器、個性を出すスキンやエンブレムなどを入手・カスタマイズすることができます。
マルチプレイの専用要素として、敵機を撃墜するごとに『★』マークがつく様になり、『★』がついたプレイヤーを撃墜するとより高いスコアを得られる要素が追加されます。これにより、『★』マークが多くついたエースプレイヤーを撃墜することで逆転を狙ったり、他のプレイヤーから狙われやすくなることを生かしてあえて囮になるなど、戦略性が高まる様になっています。
戦闘体験、エアショー鑑賞、自由飛行など多彩なVRモード
VR専用に細部までディティールを作り込まれた機体、インターフェイス
VRモードは、エースコンバット7のPS4版にのみ搭載されており、PSVRを持っていれば体験できるモードとなっています。
VRモードで利用できる機体は3体用意されており、 VRでの鑑賞に耐えうる様VR専用に新たに作り込まれています。飛行機が格納されているハンガーもVR専用に新規作成されており、またシークレットで4つめの機体も用意されています。
また、PSVRのヘッドマウントディスプレイを、パイロットのヘッドアップディスプレイ(HUD)に見立てており、HUDの起動シーケンスが表示されたり、フライト中のインターフェイスは画面合成でなく、コックピット内のモニターやHUDに表示される様になっています。
離陸、戦闘から着陸まで体験できるミッション
VRモードでは本編とは別に3つのモードが用意されています。緊張感漂う離陸から、白熱の戦闘、着陸まで体験できる様になっています。また、敵機の攻撃を受けると警告ランプが光り、撃墜されるとコックピットが炎上するなど、墜落の表現もしっかり用意されているため、VRの没入感ならではの緊張感、恐怖を感じられる様になっています。
自分でプログラムを組むこともできる、迫力のエアショー
空母上で繰り広げられる迫力のエアショーを鑑賞できるモードも用意されています。無線による音声解説が流れ、観覧できる飛行演技(マニューバ)は22種類用意されています。また、自由にマニューバをカスタマイズすることもできるため、自らエアショーをプロデュースすることもできます。
美しい世界を隅々まで飛べるフリーフライト
美しい世界を自由にとびまわれる、フリーフライトモードも用意されています。
現世代機の表現能力を生かし、こだわり抜いて作り込まれた風景と、エースコンバット7ならではの空と雲の美しい世界を360度楽しむことができます。
すでに予約開始中、専用コントローラーも発売
『ACE COMBAT 7: SKIES UNKNOWN(エースコンバット7 スカイズ・アンノウン)』は、2019年1月17日に発売されます。すでにパッケージ版、ダウンロード版ともに予約受付中となっております。
また、HORIからは専用コントローラーである『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』対応フライトスティック for PlayStation (R) 4が発売されるほか、スラストマスターからも【エースコンバット7 公式ライセンス商品】 Thrustmaster T.Flight Hotas 4 エースコンバット7 エディション PS4/PC両対応が発売されます。
専用コントローラーを使うことにより、さらに没入感高くフライトシューティングを楽しむことができます。初めての人もシリーズのファンも、エースコンバット7で広大な空の世界を体感してみてはいかがでしょうか。