『Beat Saber』日本リリースはCEROの審査待ちの段階か。そもそもCEROとは

2018年11月20日に、米国・欧州を中心にリリースされた『Beat Saber(ビートセイバー )』。日本でのリリースに関して、『少し後になる』というコメント以外に未だ情報がない状態ですが、2018年12月26日に公式twitterにてユーザーに答える形で現在CEROの審査待ちの段階であることが判明しました。

『BeatSaber』側からは提出済、CEROの審査待ち

2018年12月26日、公式ツイッター宛にCEROレーティング についてスケジュールはすでにあるのか、ユーザーから投げかけられた質問に対し、「はい、私たち側は全て提出済みです。ちょうど私たちは審査の結果を待っている段階です」と返答がありました。

CEROとは?実は複雑な世界のレーティングシステム

出典:www.cero.gr.jp

CEROは、リリースされるソフトを審査し、対象年齢を定める日本のレーディング団体です。PS4やNintendo Switchといった家庭用ゲーム機でソフトをリリースするためには、その国ごとに定められたレーティングシステムにのっとる必要があり、北米ではESRB、欧州ではPEGIそして日本ではCEROといったレーティング団体が存在します。そのため、リリースする地域ごとに、レーティング団体の審査を受ける必要があり、審査を何度も受ける手間や予算が必要なほか、地域ごとのルールによって対象年齢も変わるため、非常に複雑なものとなっています。

特に、ネットの発達によりダウンロードによるソフトのリリースができ、またグローバルでの販売が簡単な今日において、これらのレーティングルールがネックとなり、時代に合いにくいものとなってきています。

そのため、IARCという世界標準のレーティング団体が作られ、北米のESRBや欧州のPEGIが加盟しています。これはダウンロード専用ゲーム・アプリのみを審査対象にするレーティング団体で、ゲーム開発者はIARCでレーティング審査を受ければ、その内容をもとにESRBのレーティング、PEGIのレーティングに自動で変換され、新たに審査を受けることなくリリースすることができます。

11月20日にBeat Saberがリリースされた地域はIARCに加盟している団体がある国とほぼ一致していたこと、BeatSaberはダウンロード専用でのリリースであるため、おそらくIARCの審査を受けているのだと思われます。

今回の回答と照らし合わせると、Beat Saberはローカライズと各地域の審査を受けるためアジア地域でのリリースが遅れていたこと、そして現在日本においてはローカライズを終え、CEROの審査を待っている段階ということが推測できます。

リリース日について明かされていなかったことも、審査がどれだけかかるか読めないことを考えれば理解できます。ちなみに、Beat Saberと同じく2本のPS Moveコントローラーで遊ぶVRリズムアクションゲームの『Airtone』は『CERO A(全年齢対象)』でした。

IARCには任天堂やマイクロソフトも加盟していて、今後ソニーも加盟する方向で話が進んでいることが発表されています。現在任天堂はダウンロードソフトであってもCEROの審査を必須としていますが、XBoxを展開するマイクロソフトは、IARCの審査を受けていれば日本のストアでもリリースすることができるようになっています。もし、ソニーが加盟し、マイクロソフトと同じ判断をとれば、こういった審査の遅れも減り、スムーズなリリースにも期待できそうですね。

追記:日本での発売日が2019年3月7日に決定しました。

速報:PSVR版『Beat Saber(ビートセイバー )』が3月7日に日本で発売開始!

PlayStationカテゴリの最新記事