PSVRの世界累計実売台数が420万台を突破!半年で累計台数が1.4倍に伸びる驚異的なペースで販売

SIE(Sony Interactive Entertainment Inc.)は、PSVRの世界累計実売台数が420万台を突破(2019年3月3日時点)したことを公式ブログで発表しました。

昨年8月のから半年で120万台を販売するハイペース

SIEがPSVRの販売台数を発表したのは、2018年8月に300万台を突破したと発表したこと以来で、半年ぶりのことです。

この半年間SIEはPSVRの価格改定やキャンペーンを精力的に行なっており、国内においてもPS Move2本がセットになったエキサイティングパックやソフト同梱版の販売、年末のセールなどを行うなどしていました。

その結果、昨年8月の300万台から420万台と、この半年間でPSVR販売台数を1.4倍に伸ばすという驚異的なペースで販売台数を伸ばしています。

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PSVR 2の開発の追い風になるか、2019年もキャンペーンを打ち出す可能性

PSVRは2016年の発売から2年以上が経ち、その間にもOculusやHTCなどは新しいVRヘッドマウントディスプレイ(VRHMD)を発表・発売しています。また、PSVRのコントローラーとなるPS Moveコントローラーにおいては、2010年に発売されたものがベースとなっており、10年近い時間が経っています。

VRは成長著しい市場であることから、ワイヤレス化やスタンドアローン、インサイドアウト・トラッキング、ハンドトラッキングなど、この2年間でトレンドは大きく変わってきており、SIEも新しいPSVRに関わるであろう特許をいくつも取得してきています。

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420万台という販売台数は、VRコンテンツのプラットフォームとして最大級で、多くの魅力的なゲームが集まりやすくなり(2018年8月の時点で約340のPSVRタイトルが販売中)、今後のVRにおいてSIEの大きな強みになります。

こういった状況は今後発売されるであろうPSVR2にとって大きな追い風となり、SIEが積極的に投資・開発を行っていく要因となりえます。

PSVRの次の目標として見えてくるのはマイルストーンとなる500万台です。また母体となるPS4の販売自体も好調で、こちらも1億台突破を目の前としています。
こういった目標をクリアするために、2019年も2018年に引き続き、PS4・PSVRの販売を推し進めるキャンペーンを展開する可能性があります。

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