Oculusの公式サイトが更新され、日本での『Oculus Rift(オキュラスリフト)』の販売が終了したことが判明しました。
公式サイトが更新『利用できません』の表示に
2019年4月24日現在、Oculus 公式サイトのOculus Riftのページには、「利用できません / この製品はお住いの国では利用できなくなりました」との表示されており、事実上販売を終了したことがわかります。
Oculus Riftは、一般向けのVRヘッドセットとして最も早い2016年の3月に発売を開始しました。その後も価格の値下げや、Oculus Touchコントローラーの追加など、積極的に改善を重ね、多くのユーザーを獲得してきました。間違いなくVRの発展に大きく寄与してきたハードウェアでしょう。
一方で発売から3年が経ち、技術の発展が著しいVR業界においてモバイル版のOculus Goに解像度で劣るなどスペックが周回遅れになってしまっていることも事実でした。2019年春には後継機である『Oculus Rift S』の発売も控えており、世代交代のため販売が終了したと考えられます。
Amazonの公式ストアでも在庫切れ&入荷未定に
Amazonの公式ストアでも在庫切れの状態になっており、また再入荷予定は立っていない状態になっています。
このことからも、公式によるAmazonでの販売は終了に向かっていくのだと思われます。
Oculus Rift Sの発売が間近か
一方で、Oculus Riftの販売終了は、後継機であるOculus Rift Sの発売が間近に控えているということの証でもあります。
Oculus Rift Sの発売日は2019年春となっていますが、来週である米国時間4月30日、5月1日にfacebook(Oculus)が開催するイベント『f8 2019』が控えています。2018年のf8では、Oculus Goの発売が発表され、ほぼ同時に予約注文、発想が開始されました。
このタイミングでのOculus Rift引退は、Oculus Rift Sも昨年のOculus Goと同様の発表・即予約発売となる可能性が高いのではないかと考えられます。