塚原重義監督の体感型アニメ『クラユカバ』がMakuakeで目標額の2倍の支援を集める

2018年12月よりクラウドファンディングサイト『Makuake』で支援を集めていた塚原重義氏が監督する体感型オリジナルアニメ『クラユカバ』が、目標額の250万を上回る500万円の支援を集めています。

体感型アニメ『クラユカバ』とは

出典:kurayukaba.com

『クラユカバ』は、アニメ映像作品『押絵ト旅スル男』や『女生徒』の制作や、SEKAI NO OWARI ライブのステージデザインを手がける塚原重義氏が原作・監督を務めるオリジナルアニメーション作品です。

プロジェクトの概要

押し入れの奥、家と家の隙間、交差点のはす向かい、橋を渡った先の町…。歳を重ねるに連れ見失ってしまった“異郷への入口”。「あの奥には何があるのだろう…?」例えば…錆びたトタンの壁や植木鉢に囲まれた未舗装の暗い路地。あるいは、地下鉄の車窓に時々見える、謎の通路や分岐線…。 この企画は、自身がライフワークとする”もうひとつの東京”なる夢想…暗渠、稲荷社、廃坑道、懸造バラック、帝冠様式、地下匪賊、装甲列車、謎の曲馬団…様々なモノ達が妖しく犇めく巨大ヴンダーカンマー『大帝都』にて展開される、一大幻景活劇であります。2020年オリンピックを控えた今、あえて「巨大首都」ではなく「郷土東京」…特に自身の生まれ育った北東部の薫りを封入した『既視感のある』別世界、それを舞台とした主人公たちの冒険を通じて「実はすぐ隣に非日常は存在する」…そんな“気分”を喚起し、ひいては対比としての「なんでもない日々」を生きる事の面白さを表現したいと考えています。

www.makuake.com/project/kurayukaba

あらすじ

皆知っているが誰も知らない。すぐ足元にある、クラき異郷。 街の地下には様々なものが吹き溜まる、未知の広大な空間があった。光あふれる地上からあぶれ落ちた人や物。あるいは、奈落の奥底より湧き出た「何か」たち。 「坊や、あの祭列についていってはいけないよ」「どうして?」「永遠に、クラガリを彷徨うことになるからね」 いつもの朝、いつもの道、いつもの街角。それらのすぐ脇に闇はぽっかりと口を開け、踏み込む者をじっと待っている。これは「異郷」を往来する者たちと、その中を邁進する謎の装甲列車「ソコレ四六三」の、冒険の物語である。

www.makuake.com/project/kurayukaba

アニメの世界に入れる『クラユカバVR』も開発中

クラユカバは単なるオリジナルアニメーション作品としてだけでなく、VRヘッドマウントディスプレイで体験できるVRコンテンツ『クラユカバVR』も並行して開発しています。

また、アニメーションの制作において、VR・AR技術を活用してプリプロダクションを作るなど、従来のアニメーション制作の改善をめざして、いままでと異なる制作方法に挑戦していくとのことです。

募集期間を30時間残して500万円を超える支援を集める

出典:www.makuake.com/project/kurayukaba

クラユカバは、支援で集めた資金をPV制作費にあてる予定で、目標金額である250万円の支援が集まった段階で30秒PVの制作開始、400万円の支援が集まった段階で60秒PVへ制作変更としていました。

2018年12月より募集を開始し、3週間もたたないうちに目標金額である250万円を達成、1月18日には400万円を達成し、60秒PVの制作が決定していました。400万円を達成した際には、次なる目標を500万円と定め、『500万円を超え他場合は2分30秒の映像(本編の一部分)を作る想定』としていました。

現時点で、募集期間を30時間残して目標金額の2倍となる500万円を超える支援を集めており、大きな注目を集めていることが伺えます。

支援のリワードには、アニメーション内の提灯、VR内の提灯に『名入り奉納』することができるなど、作品に参加できるリワードが用意されています。
興味がある方は、注目を集める塚原重義氏が手がける作品に参加するチャンスととらえて支援してみてはいかがでしょうか。

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