Apple『圧力センサーを備えた布製のグローブ』を特許出願

Apple『圧力センサーを備えた布製のグローブ』を特許出願

2019年1月15日、Appleが提出した『FABRIC-BASED DEVICES WITH FORCE SENSING(圧力感知を有する織物ベースの装置)』の特許が米国特許商標庁に登録されました。

圧力センサーを用いて指の動きをトラッキングか

出典:pdfpiw.uspto.gov

今回公開された特許によると、生地となる布地に、力感知する回路を織り込むことで、指の動きを感知することができるとしています。
デバイスには、「制御回路」「布地」「入出力回路」が備えられており、入出力回路には「力センサー」とそのほかのセンサー、入出力端子が含まれています。

特許には、デバイスで感知した信号を無線を使い外部に伝える方法にも触れており、スマートフォンなどのデバイスとの接続を想定している可能性が考えられます。

また、近年Appleが取り組んでいると噂されるARゴーグルなどのデバイスと組み合わせることで、グローブ型のコントローラーとして利用することも考えられます。

VRで先行するFacebookやSonyもグローブ型コントローラーの特許を出願済

実際、VRヘッドマウントディスプレイを販売している「Sony」や「Facebook(Oculus)」も、すでにグローブ型のコントローラーの特許を出願しています。

Sonyは「磁気センサー」を活用しており、Facebookは「赤外線センサー」を活用しているなど、それぞれアプローチは異なりますが、今後のXR(VR/AR)コントローラーとして、手や指先の動きをいかにトラッキングするかが、鍵になるかもしれません。

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