国立科学博物館は、4月24日0時より館内の展示を鑑賞できる3Dビュー + VR映像を配信します。まるで国立科学博物館に訪れたかのように、自宅にいながら館内の展示を鑑賞することができ、「日本館」「地球館」の２施設が配信予定です。
国立科学博物館の展示をVRで鑑賞
国立科学博物館は、東京の上野公園にある歴史ある博物館。新型コロナウイルスの影響を受け、感染拡大防止のために現在臨時休館をしています。
政府から外出自粛要請が出されている中、自宅でも国立科学博物館のコンテンツを楽しめるよう、臨時休館中に撮影。
一般財団法人VR革新機構の協力のもと撮影され、展示室全体の高画質画像を楽しめるようになっています。3DビューはPCやスマートフォンで楽しめる他、VR機器やスマホ用VRゴーグルがあればVRコンテンツも楽しむことができます。
2020年4月24日0時から配信スタート
配信は2020年4月24日0時より、特設サイトで行われます。
国立科学博物館とは
国立科学博物館は、独立行政法人が運営する博物館です（元国営で2001年に国から切り離されていますが、特例的に「国立」を冠しています）。
明治4年に文部省博物局の観覧施設として湯島聖堂内に展示場を設置したのが始まりで、150年近くの歴史ある博物館です。動物・植物・菌類標本、生きた植物、鉱物、化石、人骨、科学・技術史資料など、多岐にわたる膨大なコレクションを有しており、東京都の上野公園内に本館をはじめ、港区・つくば市合わせて三箇所に施設があります。
歴史ある建築、幅広く収集されたコレクション展示、そして好奇心を刺激する展示方式が魅力でファンも多く、「かはく」の愛称で親しまれています。
『あつまれどうぶつの森』でも話題に
発売と同時に話題・人気となっているNintendo Switchソフト「あつまれ どうぶつの森」に、集めた化石や虫・魚を展示することができる博物館があり、リアリティのある博物館の作り込みが魅力です。ゲーム内の博物館は、国立博物館を参考にしているのではないかとネット上で話題になっています。
施設が臨時休館中のなか、3DビューやVRでロケ地・聖地巡礼するのも良いかもしれません。