2018年10月18日、SteamVRは『SteamVR』の新機能『Motion Smoothing』を発表しました。
Motion Smoothingとは
『Motion Smoothing』は、すでに実装されている『非同期再投影』をアップデートしたもので、フレームレートが出にくい環境においてフレームレートを落とし、前後のフレームから間のフレームを自動保管することで常時90fpsを保つ技術です。2016年に開催された『Oculus Connect 3』で発表されたOculus の『Asynchronous Spacewarp』と同様の技術です。
これにより、VRに適用できないとされていたスペックの低いPCでも快適なVR体験ができるようになります。
VRレディ環境では高解像度化が期待できる
『Motion Smoothing』により、スペックの低いPCでもVR体験ができるようになるだけでなく、今までVRレディとされていた環境では、あえてフレームレートを落とすことでマシンスペックを解像度に回すことに向けることができ、より高解像度でのレンダリングが期待できます。
