発売前から話題を呼び、2016年の発売以降無料アップデートを重ねることで魅力を上げてきた『No Man’s Sky(ノーマンズスカイ)』。PlayStationの新情報を発表する番組『State of Play』で、2019年夏に無料アップデート『No Man’s Sky Beyond』をリリースすることを発表しました。このアップデートではVRモード、オンラインマルチプレイが追加されます。
No Man’s Skyとは
1800京以上の惑星を冒険
No Man’s Skyは、宇宙を舞台に『探索』と『クラフト』を行うアクション・アドベンチャーゲームです。本作の最大の特徴は何と言っても1800京以上の惑星が自動生成されるゲームエンジンです。地球のように水と緑に包まれた惑星、高熱で歩くだけでダメージをうける惑星、土星のように美しいリングのある惑星、薄気味悪い植物が茂る放射線にまみれた惑星など、これらの惑星がすべて自動で生成されています。
プレイヤーは、この広大な宇宙を探索し、冒険していきます。誰も訪れていない惑星の第一発見者になることもでき、まさにタイトル通り『No Man’s Sky(誰も知らない空)』を発見するワクワクに満ち溢れています。
シームレスなゲーム体験
今作のもう一つの特徴は、惑星から宇宙へ、宇宙空間から大気突入、別の惑星へ着陸までの一連の動きがシームレス(ロードなし)で行われるということです。これだけの数の惑星数がありながらもシームレスを実現していることで、プレイ体験を阻害しません。
地道な無料アップデートを繰り返し再評価される
No Man’s Skyは2016年のリリース時、その期待感の高さもあり一時は『期待はずれ』の烙印を押されてしまうこともありました。その後、『Foundation Update』『No Man’s Sky Rises』『No Man’s Sky Atlas Rises』『No Man’s Sky Next』『No Man’s Sky The Abyss』『No Man’s Sky Visions』など数多くの大小の無料アップデートを行うことで、ゲームモードの追加、基地の自由度向上、バギーの追加や宇宙船の交換、海洋生物の追加やオンラインマルチプレイ対応など、地道なバグフィックスやゲームの魅力を上げる機能を追加することで、ユーザーの評価を取り戻し、いまでは高い評価を受けているゲームです。
『No Man’s Sky Beyond』は2019年夏に無料アップデート
No Man’s Sky Beyondは、2019年夏に無料でアップデートされる予定です。このアップデートではあらたなマルチプレイヤーモードである『No Man’s Sky Online』、そしてPS4・Steam向けの『VRモード』が搭載されます。
全編フルで体験できるVRモード
VRモードというと、専用のモードが追加されるだけということも多くあります。しかし、今回発表されたNo Man’s SkyのVRモードは単一のモードではなく、『No Man’s SkyのすべてをVRで体験できる』モードです。
No Man’s Skyの特徴としてシームレスなゲーム体験があり、惑星の探索・宇宙船でのワープなど、これらをVRで体験できるようになれば、より高い没入感を感じれらるのではないかと期待できます。
待望の『No Man’s Sky Online』
No Man’s Skyは、広大な宇宙を探検し、惑星を発見していくというゲームシステムから、これまでもオンラインマルチプレイについて大きな期待がありました。Nextアップデートで、4人1組で遊べるという小規模ながらもマルチプレイに対応してはいましたが、No Man’s Skyを開発するHello Games創設者のSean Murray氏は、『今回のアップデートでプレイヤーは以前にも増して他の人と一緒に探検したりプレイしたりすることが簡単になる』としています。
現時点ではこれ以上の情報は出ていませんが、今後リリースが近づくにつれ、より詳細が明らかになるようです。
他にもいくつかのアップデートが用意
Sean Murray氏は、「No Man’s Sky Beyondにはさらにその他の重要な機能が付いてきますので、この詳細情報も近日公開する予定です」としています。
アップデートを重ねることでますます魅力が増してきているNo Man’s Sky。リリースに向けて、今後の情報が楽しみです。