ONE PIECE GRAND CRUISEは2018年5月24日にプレイステーションVR専用ソフトとしてリリースされました。
実際にプレイしたレビューをまとめました。
ONE PIECE GRAND CRUISEとは
もともとは期間限定のアミューズメント
ONE PIECE GRAND CRUISEは、もともと2017年に「東京ワンピースタワー」の期間限定アミューズメントとして提供されていました。
麦わらの一味に
プレイヤーは見習い海賊の一人として、主人公「麦わらのルフィ」率いる「麦わら海賊団」に乗船するという設定です。ゲームを始めると漫画の世界のキャラクターたちが、目の前に現れます。
アニメ調ながら立体感があるため、まさにその場にいるように感じます。
キャラクターとのふれあいはワクワク、でも戦闘はつまらない
キャラクターは視線が合うとリアクションを返してくれる
前半は船内を見学するパート、後半は大砲による先頭パートとなっていますが、常に船内をキャラクターがウロウロしており、周りを見渡し目線を合わせると、それぞれのキャラごとにリアクションを返してくれます。
まさに、キャラクターゲームの良さを生かしており、特に原作が好きな方であれば、キャラクターのリアクションだけでもかなり楽しめるのではないかと思います。
正直、大砲による戦闘はつまらない
後半は、大砲による戦闘パートになります。元々アミューズメントでの体験を前提としていたためか、複数のプレイヤーで協力して戦うような設計になっていますが、PSVR版は自プレイヤー以外はコンピューターです。
ゲーム内容は、コントローラーで角度を変えて、大砲の弾を飛来物に当てるだけのゲーム。大砲の操作性もいまいちで、正直狙っている感があまりありません。また、内容もワンパターンでゲームとしては単調です。
この手のゲームであれば、ディズニーランドのトイストーリーのライドが一番楽しいと思います(笑)。
ただ、大砲を打つときにサポート?についてくれるキャラクターはランダムで変わるため、キャラごとの反応が違うためその変化は繰り返し楽しめると思います。
何よりも「ワンピースの世界に浸れる」ことを楽しむゲーム
ということで、全体的にキャラクターとのコミュニケーションや、船の空気感はしっかりと作られており、「ワンピースの世界に浸れる!」ということにおいては、とても満足できるゲームだと思います。
価格も1000円を切っており、「ルフィの仲間になって1日海賊を体験したい!」という方にはおすすめです。