大人気ソフト「Rez Infinite」を制作したチームの最新作
音楽とシューティングの同期性から生まれる快感が魅力的なゲーム「Rez」を、PSVR向けに移植、リメイクした「Rez Infinite」。そんな、「Rez Infinite」を手がけた水口哲也氏と、そのチームの最新作がE3のプレイベントで発表されました。水口哲也氏のチームの新しい挑戦、それは「テトリス」です。
「Rez Infinite」の快感+「テトリス」の中毒性=「Tetris Effect」
まずは、発表された公式トレーラーをご覧ください。
「Rez Infinite」がもっていた美しい表現と、音楽、BGM同期性から得られる「快感」が特徴で、公式トレーラーを見ると今作「Tetris Effect」にもその特徴が受け継がれているようです。
水口氏のtwitterによると、トレイラーで使われているビジュアル、オーディオのすべてが、本作のアセットを元に作られているとのこと。
https://twitter.com/Mizuguchitter/status/1004389749384044544?ref_src=twsrc%5Etfw
もともと「テトリス」は、1980年代に開発され、あらゆるハードウェアで発売されている、世界中で愛されているゲームです。シンプルなゲームながら、一度やりだすとハマる中毒性があり、時代を超えて愛されています。
たとえば「ゲームボーイ」の対戦テトリスにハマった世代もいれば、おみやげ物屋にあるような、キーホルダー型のテトリスで初めて触れた人もいるでしょう。ちなみに個人的に印象深いのは、ガラケー時代に「P(パナソニック)の携帯電話」にデフォルトでテトリスのアプリが入っており、『「P」の携帯を持っている人はテトリスをやりすぎて「下ボタン」の塗装が剥げていた』といった思い出がありました(笑)。(30代前半の世代の人だとわかる人はいますでしょうか…)
それだけ歴史のあるゲームとあって、世代によっていろんな思い出があり、誰でもルールを知っている名作であるテトリスを「Rez Infinite」のスタッフが手がけた今作。期待大です!
ステージは30以上!「Rez Infinite」のゾーンXのようなパーティクルステージも!?
いままでのテトリスにはない新しい要素として、「ゾーン」に入ることで、時間(とテトリミノの落下)を止めることが出来、ゲームオーバーになりそうな危うい状況を切り抜けることも、ブロックを積み重ねて、より多くのボーナスを狙うことも可能なゾーンシステムといった、使い方次第で初心者も上級者もより楽しめる要素のほか、「レベルアップ」のシステムが実装されています。
とくに「レベルアップ」のシステムは、レベルが上がるとともにエフェクトや音楽が進化していくとのこと。「Rez Infinite」ではレベルアップによってエフェクトや音楽が豪華になり、プレイするごとに快感が増していく仕掛けがありありましたが、そのようなシステムになるのでしょうか。
また、ステージは30ステージ以上で、それぞれに固有のエフェクトと音楽が用意されているとのこと。なんとも贅沢ですね…。
公式サイトの画像を見ると、「Rez Infinite」のゾーンXのようなパーティクルの表現のキャプチャがあり、どんなステージになるのか期待大です!
ハードはPS4、PS4 Proの4K出力、PSVRでのVRモードに対応でこの秋発売予定!
ハードウェアは、PS4、PS4 Proの4K出力に対応するほか、PSVRによる没入感の高いプレイにも対応しているとのこと。
そのほか、PS Blogにて水口氏自ら本作の解説をしておられるので、気になる方はチェックしておきましょう!
熱く語ってしまいましたが、当然私自身も必ず買いたいと思っています。
この秋楽しみな一作になりそうです!