2019年2月にOculusストア、Steamでリリースされた『Angry Birds VR: Isle of Pigs（アングリーバードVR）』が、SteamストアでWindowsMRに対応したほか、2019年3月26日にPlayStation VR（PSVR）版がリリースされ、春にはiOS向けにAR版がリリースされることが発表されました。
スマートフォンで人気を集めたゲームのVR版
アングリーバードVRは、フィンランドのゲーム会社『Rovio Entertainment Corporation』と、スウェーデンのゲーム会社『Resolution Games』が開発するVRゲームです。
Rovio Entertainment Corporationがスマートフォン向けにリリースしているアングリーバードのVR版で、鳥をスリングショットのように打ち出し、木材や石材で積み上げられた拠点に住まう緑の豚たちを倒していくシンプルなルールのゲームです。
スマホ版のアングリーバードは、豚を守るように積み上げられた木材や石材には物理エンジンが働いており、鳥を当てる位置によって一気に拠点を崩して豚の全滅を狙えたり、鳥の種類によって動きやギミックが異なるなど、シンプルでありながらよりハイスコアを狙えるやり込み要素があることから人気を集めており、シリーズ化されています。
VR版では、そのゲーム性はそのままに、スマホで平面だったゲームが3Dになっており、ステージを回り込んで確認するなど、また違った戦略性が広がるものとなっています。
2月にはOculus Rift・HTC VIVE版がリリース、WindowsMRにも対応
アングリーバードVRは、2019年の2月にOculusストア（Rift版）、Steamでリリースされており、『Oculus Rift（オキュラスリフト）』『HTC VIVE（ヴァイヴ）』でプレイすることができます。
そして3月19日より、SteamにおいてOculus Rift、HTC VIVEに加えてWindowsMRでも利用できるようになりました。
PSVR版は2019年3月26日にリリース、2019年春にはiPhone向けのAR版も
また今回のリリースではアングリーバードVRのPSVR版のリリースが、2019年3月26日となることが発表されました。
加えて ARKitを活用したAR版の開発もしており、2019年の春にはiPhone向けにアングリーバードVRのAR版をリリースすることを発表しました。
AR版は、テーブルなどにステージを配置して楽しむことができるようになっています。
