2019年3月11日、WB Gamesと位置情報に基づくARゲーム『ポケモンGO』や『イングレス』を送り出したNIANTICが開発する『ハリー・ポッター:魔法同盟』の詳細が発表されました。ハリーポッター魔法同盟は2019年にiOS / Android向けにリリースを予定していますが、今回そのゲームシステムが初めて明らかになりました。
ARを生かして『魔法が現実にあふれる』世界を展開
ハリー・ポッター:魔法同盟は、ポケモンGOやイングレスのように、Google MAPの情報を生かし、現実世界を舞台に楽しめるゲームです。
ハリー・ポッター:魔法同盟のストーリーは、原作の「例のあの人」の事件以降の世界。魔法の形跡が突如としてマグル(魔法使い以外の一般の人間)の世界に現れはじめる『大災厄』がおき、マグルに魔法の世界の存在が露呈しないようにするために、魔法使いたちが協力して解決に導いていくというものです。
プレイヤーたちは、マグルの生活に溶け込んで生活する魔法使いとして、世界中に現れた魔法の痕跡を回収していくことになります。
また、ストーリーはリアルタイムに年単位で進んで行く予定で、大災厄の起きた原因はなんなのかなど、徐々に物語の核心に迫っていくことになります。
ハリー・ポッター:魔法同盟では、ポケモンGOと同様にARの機能をうまく使い、現実世界にARで魔法生物や、ハリーやロンといった原作の登場人物が登場するような演出がなされています。魔法だから現実にはいないのにそこにはいる、というARの特性を生かした面白い演出です。
スキルツリーによる成長システム
プレイヤーは魔法使いとして、職業選択などのプロフィールを設定できるほか、ゲームを進めていくにつれ新しい魔法をおぼえるなど成長していくことができます。プレイヤーの成長にはスキルツリーを使ったシステムが採用されるようで、やり込みがいがありそうです。
魔法使いとのバトルや友人との協力プレイ
ハリー・ポッター:魔法同盟では、世界中に現れる魔法生物を捕まえるだけでなく、闇の魔法使いとのバトルや、友人とのリアルタイム協力プレイなども実装される予定です。バトルに必要な魔法のエネルギーは、ポケモンGOやイングレスのように、現実世界に『宿屋』と呼ばれるスポットがあらわれるため、定期的に訪れることで補充することができます。
そのほか、『要塞』とよばれるスポットでは、友人と協力してより強い敵と戦うことで、レアなアイテムを入手できるようになっています。
原作キャラクターや場面の登場も
また、宿屋や要塞以外にも、魔法薬の原材料や、原作にもある魔法界の象徴的な場所にいくことができる『移動ポートキー』を手に入れることができます。
iOS、Androidともに、ARの精度が高くなっています。ポートキーの演出はその性能を生かし、実際に現実空間を移動することで、ポートに飛び込み、魔法界の世界を360度VRでのぞけるようになっています。
魔法使いになりきれる、魅力的な仕上がりに
ハリー・ポッター:魔法同盟は、ポケモンGOやイングレスとは違った魅力を持つ仕上がりになっており、『魔法使いになりきれる』という部分を大切に作られている印象です。
リリース時期については、まだ発表されていないものの、Android版、Google Play Storeではすでに事前登録ができるようになっています。
原作・映画のファンも、そうでない方も、魔法使いになった気持ちで楽しめる『ハリーポッター魔法同盟』。基本無料で楽しめるため、リリースに合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。