2018年9月12日に行われた、『Apple Special Event』でAR Kit 2を使い、マルチプレイヤーで楽しめる『Galaga AR（ギャラガAR）』が発表されました。
ギャラガとは
ギャラガはナムコ（現在のバンダイナムコアミューズメント）より、1981年にリリースされた、アーケードゲームです。タイトルは、「ギャラクシー＋蛾」の造語で蛾をモチーフにした敵と戦うスペースSFシューティングゲームです。後にファミコンやPCにも移植され、続編もリリースされており、ファンの多い名作シリーズです。
Galaga AR
『AR Kit 2』を利用したARマルチプレイのゲーム
2Dだったギャラガを3Dにアレンジし、現実空間に飛び出してくる敵キャラクターを、ショットで倒していくシューティングゲームです。
大きな特徴は、複数人でマルチプレイできるということ。同じARオブジェクトを共有できる『AR Kit 2』の特徴をいかし、飛び出す敵キャラクターを同時にシューティングしていくことができるようになっています。最終的にスコアが表示され、一番スコアが高いプレイヤーがウィナーとなるようになっています。
ゲームをすると画面の中に視点がいきがちですが、ARであるため、画面越しに現実にいる他のプレイヤーの表情なども見え、パーティーや学校など人が集まる場面で、特に盛り上がりそうなゲームとなっています。
開発したのは『Directive Games』
開発したのは世界初のオンラインマルチプレイARゲーム『The Machines』を昨年にリリースしている、『Directive Games』。『The Machines』も『AR Kit 』を生かしたARゲームでした。
ARゲームのパイオニアでもある同社が開発しているので、ゲーム性も練度が高いものになっていると期待ができますね。
ARアーケードゲームシリーズの第１弾として2018年内にリリース予定
『Directive Games』のCEO、Atli Mar氏は、『Apple Special Event』の壇上で「ARアーケードシリーズの第一弾として年内にリリースする」と述べており、ギャラガに続いて往年の名作アーケードゲームが、リリースされることを匂わせています。
パックマンなど、ギャラガを世に出したナムコの他の名作はもちろん、多くの名作ゲームがリリースされることに期待ですね。
