2019年2月8日、株式会社カーメイトと大分県警察本部は、交通事故をVRで体験できる『VR交通安全動画』を共同制作し、公開しました。
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交通安全意識向上が目的
大分県では、近年中高生の自転車事故が増加している背景から、一部の学校などを対象にスタントマンによる事故再現(スケアードストレート)を活用した交通安全教育を実施してきていました。
この取り組みをより多くの県民へ拡大するため、360度の映像に包まれるVR動画『VR交通安全動画』を作成し、スマートフォンで手軽に事故の疑似体験をすることで、県民の交通安全意識向上を行い、自転車事故の減少につなげたいとのことです。 スマートフォンとVRゴーグルがあれば、いつ、どこでもVRによるスケアードストレートの交通安全体験ができるしくみは全国でも初※の試みとのこと。
※日本能率協会総合研究所調査(2019年1月31日)
動画はYoutubeで公開中
撮影には、360度の動画撮影ができるドライブレコーダー『ダクション 360 S』を利用し、映像はyoutubeで公開されています。
自転車事故だけでなく、車対車の追突事故や、近年問題になっているあおり運転など、合計8本の動画を公開しています。
視聴方法は、スマホであればYoutubeにアクセスし全天球動画として視聴できるほか、スマホ用VRゴーグルを装着すれば360度VR動画として視聴することができます。またOculus Goであれば、YoutubeアプリやブラウザでYoutubeにアクセスすることで360度VR動画として視聴できるようになっています。