2018年10月31日、SIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)とレノボは、VRヘッドセットの工業デザイン(意匠)に関するライセンス契約を締結したことを連名で発表しました。
PSVRの工業デザイン(意匠)に関するライセンス契約
SIEとレノボが交わしたのは、PSVRの工業デザインに関するライセンス契約です。ライセンス契約に際し、それぞれの代表者は以下のようにコメントを交わしています。
レノボとのPS VRのデザインに関するライセンス契約が締結できたことをとても嬉しく思います。SIEの優秀なエンジニアとデザイナーによる長年の努力の結晶であるPS VRのデザインは、非常に高い評価を得ており、本ライセンス契約の締結もそれを裏づけるものと言えるのではないでしょうか。SIEは今後もVR市場の健全な成長に貢献していく所存です。
SIE チーフリーガルオフィサー ライリー・ラッセル
レノボは、SIEとのパートナーシップを光栄に思います。PS VRのデザイン性の高さは一目で分かるものであり、今回の契約締結は急速に拡大するVR市場において、洗練されたデザインとその魅力をより多くの方々にお届けできるものです。両社が協力することで、VR市場を盛り上げることができる素晴らしい取り組みだと考えています。
レノボ コンシューマータブレット・スマートデバイス・ビジネスマネジメント VP ヤオ・リー
SIEはVRへの取り組みで先端を切っており、PSVRは世界で300万台と一番普及しているVRデバイスです。PSVRは着脱のしやすさやわかりさすさなどに工夫があるほか、ヘッドセットの重さを感じないようバランスも考えられています。
レノボはVRヘッドセット Mirage Soloを開発・発売しており、今回のライセンス締結により今後2年間はレノボがVRヘッドセットにそういった知見を生かしていくことができるようになります。