少年少女達の青春群像を描いた人気漫画『ブルーサーマル ー青凪大学体育会航空部ー』を VRで実写映像化した、『ブルーサーマルVR −はじまりの空−』が公開されています。
『ブルーサーマルVR −はじまりの空−』とは
『ブルーサーマルVR −はじまりの空−』は、埼玉県ではVR映像制作者の育成を支援し、県内の企業が更に活性化できることを目指す、『埼玉県バーチャルリアリティ映像開発推進事業』の一環として企画開発されたVR映像作品です。小沢かな氏の原作漫画、『ブルーサーマル ー青凪大学体育会航空部ー』を原作に制作されています。
監督は『カメラを止めるな!』の上田慎一郎氏
『ブルーサーマルVR』の作品を監督したのは『カメラを止めるな!』の上田慎一郎氏。上田慎一郎氏が初めて取り組むVR映像作品でありながら、原作漫画の良さを生かしながらもVRならではの演出を加えており、2018年5月にカンヌ国際映画祭の併設マーケット『March du film』にも出展され、話題にもなったVR映像作品です。
上田慎一郎監督のコメント
自分はこの作品に携わるまでVR作品を観たことさえありませんでした。そんな自分が、本作で埼玉県の人材育成プログラムを受け、初めてVR作品の演出を務めました。最初は劇映画と同じ感覚で制作を始めたのですが、劇映画とVR作品では演出における考え方が全く違うことに気づきました。一般的な劇映画では観客は作品の”外”から作品を観賞します。しかし、VR作品の場合は、観客は作品の”中”に入り作品を”体験”をするのです。これは決定的な違いでした。そんな風にVRの基礎から学んで創りあげた作品ではありますが、劇映画を監督してきた自分にしか出せない”味”もしっかりでていると思います。原作マンガの世界観を、視聴者である“あなた”が新たな登場人物となって体験する。ぜひお楽しみください。
全国のネットカフェで視聴可能
『ブルーサーマルVR』は、『VR THEATER(VRシアター)』にて配信されており、快活CLUBや、自遊空間といった全国チェーンを始めとした、全国のネットカフェで視聴可能です。
視聴方法は、店内カウンターでVR THEATERの機器をレンタルします。有料コンテンツを視聴する場合この時点で申し出ます(『ブルーサーマルVR』の視聴料金は600円です)。店舗によって貸し出し方法が異なる場合もあるため、店舗カウンターで確認するようにしましょう。
『VR THEATER(VRシアター)』は、『ブルーサーマルVR』以外にも、『攻殻機動隊 新劇場版 VIRTUAL REALITY DIVER』『進撃の巨人展360°体感シアター“哮”』を始めとして、無料で観れるコンテンツから、有料のコンテンツまで、常時20種類以上の動画コンテンツを体験することができます。
視聴可能店舗一覧
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