2019年3月19日(火)〜3月23日(土)の間、米国サンフランシスコで『Game Developers Conference(GDC 2019)』が開催されます。GDC 2019では、GoogleやOculus、Valveなど多くの企業が参加し、注目の講演が行われます。
Google『ゲームの将来についてのビジョンを明らかにします』
Googleは、3月20日AM2時(日本時間)からGDC2019で行う基調講演をライブ中継する予定です。Googleはゲームコントローラの特許が見つかるなど、かねてより本格的にゲーム事業に参入すると噂されてきました。
GDCのライブ中継を行う予定のYoutubeページでは、『GDC2019ではゲームの将来についてGoogleのビジョンを明らかにします』とコメントされており、なんらかの大きな発表がなされるのではないかと、期待が高まります。
Valve『脳波コントロールに関する講演』
Valveは、『ブレインコンピュータインターフェース:私たちがどのようにプレイするかについての一つの可能な未来』と題された講演を行う予定です。
Valveは、2017年にHTC VIVEに脳波を測定する装置を取り付け、脳波によってVR内のオブジェクトをコントロール実験を公開しています。
VRヘッドセットは、近い将来コントローラーを握ることから離れ、脳波によって操作する時代が来る可能性があります。今回の講演ではその研究内容が2年前からどのように進んでいっているのか、注目されます。
Oculus『GDC2019を見逃さないように』
Oculus(Facebook社)は2019年2月11日に公式ブログを更新し、GDC2019では『Oculus Quest(オキュラスクエスト)』のデモを展示するほか、 Oculus Questに関するいくつかの講演を予定していることを明らかにしています。また、Oculusストアでいくつかの驚きがあるともしており、何か変化があるかもしれません。
また同社はOculus Quest以外にも『Oculus Rift(オキュラスリフト)』のアップデート版である『Oculus Rift S(オキュラスリフトエス)』の噂もされており、Quest以外の情報が発表される可能性もあります。
関連記事:
『Oculus Rift S』についてGDC2019で詳細が明らかに。開発者向けメールに情報が記載
BeatGames CEO『嵐の前の静けさ』
2018年にSteamで、そしてPSVR版が出たことで今現在も旋風を巻き起こしているVRリズムゲーム『Beat Saber(ビートセーバー)』を開発するBeatGamesのCEO、Jaroslav Beck氏も、GDCでのBeat Saberの開発秘話に関する講演を予定しています。